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学びと読書と暮らしの話

『雪と珊瑚と』と梨木香歩さん

たしか5月後半頃のこと、図書館の当日返却本コーナーで発見したのがこの本。

 

雪と珊瑚と (角川文庫)

雪と珊瑚と (角川文庫)

 

梨木香歩さんの本は、10年以上前に『裏庭』だけなら読んだことがあったのだけど、あまり惹かれず、『裏庭』以外の本は読むことなく時だけが流れていきました。

久しぶりに出会った梨木さんの本は、あらすじを読む限り、『裏庭』とはだいぶ違うけれど、でもなんとなく気になる、と感じたので、せっかくの出会いを大切にしよう、と借りてみることにしたのでした。

 

そしてこの1冊との出会いをきっかけに、すっかり梨木さんの世界にハマってしまい、この数ヶ月で梨木さんの本はだいぶ読んでいます。

好きな作家さんは誰ですか?と聞かれたら、今なら確実に梨木香歩さん、と答えます。

 

『裏庭』にも再び挑戦し、当時は気づかなかった魅力を感じたりしました。

今の私が大切にしたいと思っていることを、梨木さんはすでに20年前から文章に書いていたんだなぁとびっくりしました。

10年経っても私は何も変わらない、なんて思ってましたが、『裏庭』を再読した今だからこそ、変わらないと思っていた10年にも、いろいろと変化があったのだと気づくことができました。

 

裏庭 (新潮文庫)

裏庭 (新潮文庫)

 

 

梨木さんの本はまだ全部読み切れていないので、今年中に全作品読破します。

 

ちなみに、『雪と珊瑚と』は、他の本と比べると設定が分かりやすくて読みやすいのではないかと思います。

梨木さんの世界にどっぷりとハマりたいのなら、また別の作品がおすすめですが。